きゅうはちにLinux!!

更新

2000年10月
会社の古い「きゅうはち」(NEC PC-921Xe10)が、遅くて仕事にならないという多数の苦情により、新しいコンピュータを購入することとなった。そこで、この「きゅうはち」を有効利用しようと思いLinuxマシンとして使えないかと思い立った。
まず、浮かんだ疑問は、「きゅうはち」でLinuxが動くのか?
早速インターネットで調べまくったところ、Plamo Linuxというのが動くことがわかった。
さらに調べていくと、なんとタイミングのいいことか、ソフトウェア・デザイン誌の11月号にPlamo Linuxの特集があり、付録CDにPlamo Linuxが収録されているとのこと。これが発売日の5日ほど前であり、発売日に早速購入した。
NEWマシンが到着後、すぐ「きゅうはち」のデータを移動し、早速インストールに取り掛かった。

11/2(木)
まず、Linuxをインストールするためには、Windows(またはMS-DOS)で、インストール用のディスクを作りなさいとソフトウェア・デザイン誌に書いてあったので、最近めったに使わないフロッピーディスクを引っ張り出し、フォーマットし、インストールディスクを作成した。このLinuxのインストールディスクをフロッピードライブに入れ、立ち上げるが、何度やってもエラーが出る。インストール時にネットワークカードの種類を入力する画面が表示されるが、そのあとでエラーが出るのである。
ネットワークカードはメルコのハブ内蔵のCバスカードだが、いくつかの設定で試したがすべてだめ。インストールディスクがだめかもと思い、古いMS-DOSのディスクを引っ張り出して来て作り直してもだめ。インターネットで、一度1.25MBにフォーマットしてから1.44MBでフォーマットするといいという情報があったので、それを試してもだめ。あれこれやってすべてだめなので、ずっと1.44MBフォーマットでインストールディスクを作成していたのを、1.25MBフォーマットで作成したところ、なんとすんなりできてしまった。インストールが始まってからは、インターネットで情報を調べながらも、問題なくインストールは終了した。
ROOTでログインして、パスワードも設定し、ユーザー登録もし、Xウィンドウを起動しようとしたら動かない。調べてみると、インストールの途中で出てきたビデオの設定で、Xウィンドウ起動に必要なものを設定しなかったことがわかった。どうしたらいいかわからないので、再インストールすることにした。2回目のインストールのあと無事Xウィンドウが起動。今度はXウィンドウの使い方がわからない。アイコンのようなものがいくつか表示されていたので、適当にクリックするが、よくわからない。とりあえず、Xウィンドウが起動したのでよしとした。

11/3(金)
いろいろ調べているうちに、LYNXというテキストベースのWEBブラウザがインストールされていることがわかったので、試してみる。表示が重なって見にくいが、どうやらインターネットには接続できているようである。だが、社内LANに接続された、WindowsのHTTPサーバーにはつながらない。
XウィンドウにWindowsのファイルマネージャーみたいなのがあるはずなのだが、それはどこにあるのだろうと思っていたが、ソフトウェア・デザイン誌を読んでいたら、TKデスクとかいうのがそれにあたるらしいことがわかった。しかし、Xウィンドウの操作すらままならない状態。どうやって起動するのだろう。だが、ふとXウィンドウが起動した時に開いているいくつかのウィンドウの一つが、コマンド入力の画面のような雰囲気だったので、そこにtkdeskと入力したところ、あら不思議、TKデスクが立ち上がった。しかも日本語である。これで、とりあえずファイルの操作ができるぞ、と一安心。一緒に表示されたアイコンのようなものの中にネットスケープのアイコンがあったので、おお、これ、これとクリックするが、起動できませんと怒られる始末。ネットスケープはどこに???

11/6(月)
Linuxに新たにプログラムをインストールにはどうすればいいのか?この答えは比較的簡単で、installpkgというコマンドを使えばいい。さっそくネットスケープをインストール。例のアイコンをクリックすると、無事ネットスケープが立ち上がった。
さて、ネットワーク関係の問題を解決しようと、調べてみると、WindowsとLinuxの間をネットワークで繋ぐには設定しなければいけない項目があるとのこと。hostsの内容を変えればいいのだが、どうやって変えるのか。ここで、ファイルの内容を見るcatとファイルを編集するmuleを覚えた。で、設定してみたけれども、情況は変わらず。

11/7(火)
まず、HTTPサーバーを立ち上げようと思い、Apacheを導入。ソフトウェア・デザイン誌を参考に必要だと書いてあったPostgreSQL、GD、GDBMなども導入し、Apacheを起動する。無事動作していることをWEBブラウザで確認。早速、ROOTで表示されるページを変更しようとデフォルトで設定されたDocumentRoot、Htdocs内のindex.htmlを書き換えたが、表示される内容は変わらない。設定ファイルの内容も変えてみたが状況は変わらないので、とりあえずこちらは保留にして、ユーザー(shimizu)で設定すればユーザーのホームページとしてとりあえず表示されるだろうと思い、/home/shimizuの下にpublic_htmlを作り、その中にindex.htmlを入れてみた。ブラウザで、http://localhost/~shimizu/とやってみると無事表示され一安心。
次にwindowsマシンからのtelnetとftpでのアクセスを再度試みた。前回hostsで、IPアドレスを設定してもだめであったのだが、今回インターネットでその方法を検索してみると、少し違った設定方法があったのでそれを試してみた。前回はALL :○○○.△△△.□□□.×××と隣に置いてあるWindowsマシンのIPアドレスを直接設定したが、今回はALL :○○○.△△△.までの設定として、残りはワイルドカードとしたのである。これで無事接続可能となった。
そのあと、やはりHTTPサーバーが気になったので、いろいろ試してみたが、結局のところ、設定を変えたあとApacheを起動する時、起動中のApacheを終了せず(実は終了させ方がわからなかった)、何度も重ねて起動させていたため、設定が反映されていなかったことに気づいた。/usr/local/apache/bin/apachectl restartで再起動すると、あたりまえのように新しい内容が表示された。やれやれ。

11/8(水)
これまで、WindowsのHTTPサーバーに入れていたホームページをFTPでLinuxへ移す。ついでにFTPでファイルを移動するとき便利なようにHTTPのPublic_htmlの場所を変更した。HPを表示するとHPの内容でなく、ディレクトリの内容が表示された。index.htmとしていたので、index.htmlに変更し再度表示させると、今度は何も表示されない。これは、漢字コードの違いによるものと思い、Windows上でEmEditorを使ってEUCで保存しなおし、解決。続いて、CGIの動作をチェックする。こちらも無事動作。が、WindowsのHTTPサーバー上で動作していた自作CGIが動かない。これは今後の課題に。

11/9(木)
会社で進めている情報の有効活用に利用できるのではと、グループウェアをインストールする。VectorでUNIX用のグループウェアを探し、そのいくつかをダウンロード。拡張子が、tgz、rpm、tar.gzのものがあり、解凍の仕方がよくわからない。まずこれまでに使ったことのある、tgzのソフトをインストールしてみた。しかし、インストールしたプログラムの行方がわからず、また使い方もわからず、マニュアルもなく保留。ああ、こうして無駄にディスクを消費していくんだなと思いながらも、次へ。以前、どこかのホームページでちらっと見かけたrpmに挑む。確かrpm 「ファイル名」だったよなと思って実行すると、rpmとは何?と怒られてしまう。rpmコマンドが使えないわけで、調べてみると、一部のディストリビューションでしか使えないみたいだ。次に tar.gzのソフトを試そうと、ホームページで解凍方法を調べようとしたが、その前にこれまでの経験から使用法がわからなくてはインストールしても意味がないと思って、ダウンロードしたそれぞれのソフトのホームページを見るが、インストール方法や使用方法など記載されていない。 結局、「ソフトウェア・デザイン」誌に記載されていた、「Sky Board」を入れることにした。ホームページからダウンロードし、記事を見ながらインストール。WEBブラウザからアクセスするとエラーが表示される。設定ファイル(gw.conf)を見てもよくわからない。今日はここまで。

11/10(金)
ふと、CGIプログラムと同じでファイルが実行可能になっていないからではと思い、gw.confのモードを確認すると、やはりowner以外許可されていない。これを変更しブラウザで再びアクセスする。結果は○。 「Sky Board」を使ってみると、一部登録情報が更新できないものなどあったが、WebMail機能以外は使えるようである。インターネットで「Sky Board」を検索すると、WebMail機能ではエラーが表示される時は、imap-4.7を入れるとよいと書いてあった。が、圧縮ファイルの問題が。圧縮解凍についていろいろ調べていると、tar.gz=tgzとの記述があり、ということはinstallpkg 「ファイル名」でインストールできるのではと思い、tar.gzで圧縮されたファイルを探しダウンロード。思ったとおりインストールはできたようである。しかし、WebMail機能はインストール前とかわらずエラーが表示される。メール送受信にはきっとメールソフトを利用するだろうから、とりあえずこの機能は使用不可にして「Sky Board」を利用していこうと思う。

11/11(土)
この文書を記載しながら、「ソフトウェア・デザイン」誌の「Sky Board」のページを見ていると、ちゃんとWebMail機能を利用するためにimap-4.7をインストールしなさいと書いてあるじゃないですか。インストール方法も書いてあるので、月曜日にやってみようと思う。ただ、この記事がFreeBSD用のもので、一部FreeBSDの場合の記述があるので、Plamoの場合どうすればいいのか少々不安である。


インストールしたマシン
NEC PC-9821 Xe10
(Intel DX4 100MHz → AMD Am5x86-P75)
メモリ48MB
ハードディスク4.3GB
LANカードMelco LGY-98

インストールしたLinux
Plamo Linux/98 2.1
(「ソフトウェア・デザイン」2000年11月号付録)


参考にしたホームページ

Linux/98プロジェクト

Plamo Linux Inside

Plamo Linux インストール
&種々設定あれこれPC98編

Plamo/98 のインストール

Linux奮戦記

Plamo-HOWTO

Canbeで Plamo Linux!

基礎WebServer構築講座


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Ichiro Shimizu <i-shimizu@music.email.ne.jp>
Created: 11/07/2000, Updated: